ママ、服着なよと言われた話
平日は子供と3人でお風呂に入っています。
兄弟が最近ハマっているのは、水位を低くしたお風呂の中で遊ぶことです。
お互い意志の疎通がどの程度とれているのかは謎ですが、大興奮で遊んでいます。
まずは弟くんをバスタオルでくるみ、リビングへ。
ヒルロイドクリームを全身に塗りたくって、オムツと肌着を着せてから急いでお風呂場へ。
まだ遊び足りない長男くんをリビングへ引っ張って保湿、オムツ、弟くんの着替えとまさに秒刻みのタイムスケジュールで動いています。
お風呂から上がった後はすぐに晩御飯の準備をしつつ、長男くんの着替えを手伝うのですが一筋縄ではいきません。
『自分でやりたいけど、できない、でも手伝ってほしくない、でもやりたい』
めんどくせー自分男子なのです。
ちょうど『自分で○○したい』という時期で成長の現れなので歓迎すべき所なのですが、母としては眠くなる前の弟くんに一刻でも早く晩御飯を食べさせたいのです。
仕方がないので気付かれないようにお手伝い。
「ママ!手伝わないで!」と怒られながら「テツダッテマセンヨ」と押し問答を繰り返しつつ、お味噌汁に火を入れた時に言われました。
「ママ、服着たほうが良いよ?」
化粧水もつけず髪も乾かさず、全裸で居るソラヲに放たれた矢のような一言。
まだ舌っ足らずな長男くんに言われて「ワシも好き好んで裸で居る訳じゃないわい」と言ってやりたかったのですが、グッとこらえました。
そして追い打ちをかけるように、「だってけけ見えてるよ」
けけ(陰毛)丸出しでお前は恥ずかしくないのか、と言われているんです。
確かに、「ちんちん丸出しだと恥ずかしいからオムツはこうね」と声掛けはしていました。
この言葉がブーメランのように返って自らを攻撃するとは、露ほども思っておりませんでした。
ええ、そりゃあ最近は寒いですからね。
できたら一番に服を着て活動したいですよ。
けどね、君たちにオムツを穿かせなければところかまわずオシッコをしてしまうでしょう・・・。
(長男くんはトイトレ完了していません)
何ともやりきれない気持ちを抱えながら服を着たソラヲでした。
裸で居ることに抵抗が無いのが問題なのか
もともと羞恥心を感じるポイントがずれているらしいソラヲなのですが。
実家暮らしの頃から裸でウロウロしており、裸歴はかなり長いのです。
母から話を聞くと赤ちゃんの頃から着衣を嫌がり、冬でもオムツ一枚で過ごしていたそうです。
保険の外交の人に「この子はいつも裸ですね~」と言われたとか。
成長しても裸で過ごす我が娘に不安を感じていたそうですが、きっと思春期になったら治るだろうと思っていたそうです。
いやいや病気じゃないし、治るとか直らないという問題でもないです。
習性です(笑)
女らしい身体つきになり、毛が生えても治らないので父が目を逸らすようになりました。
ちなみに自分の身体に自信があるから、という理由ではないです。
幼少よりぽっちゃり→ボッテリ→ドッチャリ体型だったので(今より+20キロ以上)
結婚が決まり、母から「服はちゃんと着なさい」と言われて嫁へ送り出され、だいぶマシにはなったと思います。
全裸率50%減(当社比)
そんな中、息子に言われた言葉。
羞恥心を感じていない態度がいけないのでしょうか(笑)
裸は恥ずかしいよと教えるも、ソラヲ自身が恥ずかしがっていない。
そんな言っていることとやっていることが違うじゃないか、と長男くんは言いたかったのかもしれません。
家族の中で唯一の女性なので、もう少し恥ずかしがった方が良いかもしれませんね。
「ママ、裸だと恥ずかしいから早く服着よ~っと」とアピールしながら、お風呂あがりは素早く服を着たいと思います。