怖くない嫁はいない
近所のスーパーへ買い物に行った時のこと。
鰊(にしん)が見当たらず、店員さんに聞くと奥でパック詰めしている最中とのことで待つことに。
隣に居たおじさんが「僕も鰊欲しいです」と言って、鰊のおじさんと一緒に待っていました。
鰊おじさん「鰊美味しいよね、どうやって食べるの?」
ソラヲ「圧力鍋で煮て、甘露煮っぽい味付けにして食べてます。圧力鍋だと骨まで食べられるから子供も食べられるんですよ~」
鰊おじさん「あぁ~なるほどね。うちは焼いてワサビで食べるんだよ」
ソラヲ「それは美味しそうですねぇ」
とまぁ料理話で盛り上がっておりました。
鰊おじさん「料理作るのが好きな奥さんで旦那さん幸せだね。子供も2人居て、奥さん美人で飯がうまいなら言うことないね」
ソラヲ「いやいやいやいや。私よく怒るし恐いので、そういう所が嫌だと思いますよ」
鰊おじさん「はっはっは」
すると、蛸を物色していたおじさんが突然…
蛸おじさん「ばっか。恐くない嫁さんなんて居るかよ!」
鰊おじさん「……確かに」
_人人人人人_
> 確かに <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
ちょっと待って、ソラヲを置いてけぼりにしないで…あ、店員さんが鰊持ってきた…。
という微笑ましいエピソードなんですがね。
蛸おじさんが言っていた「ばっか。恐くない嫁さんなんて居るかよ!」
嫁さんは子供を産むと強くなるようにできているのよ…。
鰊を待っている間中、長男くんは今ハマっている平井堅のPOPSTARのサビあたりを割と大きい声で熱唱していました。
恥ずかしいのでやめれ。